クローゼットはコートやワンピースやスーツなど、丈の長いものをたたまずにつるして収納できる点が最大の利点です。収納しやすさ・取り出しやすさが人気で、最近建てられた住宅の収納スペースはクローゼットが中心になっています。だったら、収納しやすいのかと言ったらそれはNO。クローゼットにはクローゼットの収納のポイントがあります。しっかり抑えて快適収納を実現させましょう。
クローゼットは収納が簡単というイメージがありますが、何も考えずに収納するとごちゃごちゃになってしまいます。
- コツその1
- つるす服は長さを揃えて下の空間を広く
- コツその2
- 棚・引き出しは必須。収納力UP!
- コツその3
- 扉の裏の隙間も見逃さない
- コツその4
- 長期保存は上棚か奥
[クローゼット]ポイント!
クローゼット収納の難しい点はデッドスペースの有効活用です。隙間を作らないように用途・サイズにあった収納用品をチョイスして。下の図を参考に何をどこに収納するのがベストか考えましょう。奥も忘れちゃダメですよ。
上棚
- 手前
- 踏み台が無いと出し入れが難しい場所です。取っ手のある収納箱や布ケースにまとめて収納しましょう。一定期間保存する季節物や思い出のものの収納に。布団もここ。
- 奥
- 上棚の奥は踏み台があっても手が届きにくい危険ゾーンです。しばらく使う予定の無い物の収納に。
中心
- ポール
- 一番出し入れが楽なゴールデンゾーンのポール。吊るす服の丈を長さ順に並べて下の収納スペースを広く開けること。めいっぱい吊るすと湿気が溜まってしまうので、量は程々に。
- 扉の裏
- 扉が邪魔になって出し入れしづらいのでデッドゾーンになりがち。棚やメッシュパネル等を置くと脇から出し入れできて有効に使える。
下
- 手前
- いくらポールが衣類収納に最適でも、引き出し式の衣類収納は必須です。たたむと小さくしまえるので収納量が増えます。アイロン・子供のおもちゃなどの良く使うものもここ。奥を活用する為に出し入れしやすいキャスター付きの収納用品が最適。
- 奥
- ポールに吊るした衣類や手前の収納物に隠れて出し入れしにくいゾーン。一定期間保存するものの重いもの等の収納に。
クローゼットは衣類の収納が誰でもきれいにできるようになっている。 その他の物も、基本をおさえて収納すれば快適収納に1歩前進です!