バランスを大切にしながら 北欧インテリアを楽しむ

15年ほど前から、北欧テイストのお部屋作りを楽しんでいるvalekさん。デザイン性に優れた、美しいインテリアがそろっています。

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目次

    小さい頃から自分の部屋を飾るのが好きで、一人暮らしをはじめてからは色々なテイストの部屋作りをしていました。あれこれ試してはすぐに飽きてしまうのが悩みでした。
    しかし大学卒業後に働き始めたセレクトショップで北欧インテリアに出会い、それから15年近くずっと北欧のインテリアに憧れています。
    実際に北欧を旅して更にその魅力にはまり、日本の家屋にも馴染みやすい北欧のインテリアは、これからもずっと好きでいるんだろうなーと思います。

    リビングのテーマカラーは白。黒。茶。きっと一生好きな組み合わせだろうなーと思います。もっとすっきりさせたいような、でもこのごちゃついたのも嫌いじゃないような・・・バランスを考えながらお部屋作りをしていきたいです。
    ポスターは時々替えて変化を楽しみます。このときはアアルトのフラワーベースがスケッチされたポスターからアントチェアがデザインされたものに。夜は間接照明で過ごすことが多いので、気長に探し続け、素材、デザインともに納得のいくものを付けることができました。IKEAのラウンドミラーは以前のものより軽いので壁に掛けても安心です。

    artekのテーブル周りの変化です。賑やかな感じも、モダンな雰囲気も、それぞれ気に入っています。
    置いてるものには一切手を出さない猫のサイくん。狭いところでも登ってきますが匂いは嗅ぐけどつつくことはほぼありません^^
    一昨年前のクリスマスは、北欧の自然をイメージし、シックな色合いにまとめたちょっぴり大人な雰囲気にデコレーションしました。

    ダイニングは、セブンチェアに加え、念願のヴィンテージチェア、アルネヤコブセンデザインのフリッツハンセン社製、Tチェアがやってきました。今は作られていない形で素材はチークです。さらに、同じくチーク素材で、憧れの三本脚のアントチェアも加わりました。ダイニングはリビング側に比べて白黒のイメージが強かったので木の温かみをプラスしたいと考えて、この椅子に落ち着くことになりました。チークの深い色がダイニングに温かみとメリハリを与えてくれます。人から人へ、いろいろな場所で様々な出来事を見つめてきたであろうこの椅子と我が家で新しい歴史を刻んでいけたらなーと思います。artekのシェルフはお気に入りのディスプレイスペースで、この時はお正月仕様になっています。

    キッチンはあまり大きな変化はなく、たまに棚に置くものを入れ替えたりするくらい。掃除のしやすさを優先しているので物は置けないのです。ファブリックパネルは時々替えて新鮮な気分を味わいます。

    西側にあるセカンドリビングにしようとしている部屋です。置いてあるものは北欧のヴィンテージが中心。リビングとは違って可愛い感じのイメージです。ヴィンテージの味わいやフォルムの美しさがギュッと詰まったキャビネットは背の高い雑貨を仕舞うのに役立っています。落ち着いたチークとオークの組み合わせ。これがあるだけで一気にクラシックな雰囲気になりました。 今は大好きなネイビーとブラウンの組み合わせでディスプレイ。お気に入りのリサラーソンもヴィンテージです。この部屋は西日があったかくて冬はリビングよりも居心地がいいのでこの日はサイくんとマッタりだらだらと過ごしました^^何もしないで猫とだらだらするのってほんと幸せ?

    セカンドリビングに置いているヴィンテージのライティングビューロー周りも、ファブリックで模様替えを楽しみます。マリメッコのヴィンテージファブリック、これくらい大きなものになるとイメージが一気に変わりますね。また好きな柄が見つかったら集めていきたいなぁ。
    クリスマス雑貨を並べたartekのシェルフとベンチ。普段は男前なイメージのリビングもこの時期は可愛らしくなりますね。ベンチはloviのツリーとファームリビングのキャンドルホルダーでデコレーション。
    サイくんの乗っているお手製ハンモックもお気に入りのファブリックで作ったものです。

    ランプシェードは自分で好きな布地を巻き付けて自作しています。寝室のメイン照明にはmarimekko JOONASを選びました。artekのSIENA、シャドウという生地はすでに廃盤になってしまっているようです。
    artekの半円テーブルを置いて、だいぶ理想に近づいてきた寝室。広い部屋ではないので、これ以上家具が増えることはありませんが、雑貨やファブリックなどでいろいろ楽しみたいと思います♪artekのヴィンテージシェルフはリビングに二つ付けていますが他にも付けたいなぁと思う場所多数。そのくらい、このシェルフがお気に入りです。スツールはカーボンとコーンフラワー。最近は少しブルー系が多めの部屋になっています。

    プロフィール

    • ■valekさん(女性/30代/雑貨屋店員)
    • ■建物の種類:中古リノベーション済みマンション
    • ■間取り:3LDK
    • ■築年数:28年
    • ■居住人数:夫婦2人+猫1匹
    • ■好きな家具・雑貨店:Artek  アアルトデザイン
    • ■この家の好きなところ:リビング
    • ■この家の悩み:和室が暗い。廊下に段差がある
    • ■HP:CIPHER NOTE

    編集者コメント

    15年ほど前から、北欧テイストのお部屋作りを楽しんでいるvalekさん。デザイン性に優れた、美しいインテリアがそろっています。
    リビング・ダイニングは、白・黒・茶色中心にすることで、全体に落ち着きを感じます。家具やディスプレイなど、置いてあるものそれぞれの「個性」をうまく組み合わせた、バランスの良さが光っていますね。ポスターやミラー、シェルフなど、壁回りのインテリアも工夫されています。また、ヴィンテージアイテムが並ぶセカンドリビングも、穏やかで温かな雰囲気に心惹かれました。こうした物選びのセンスが、valekさんのお部屋らしさを作りだしているのでしょう。
    さまざまな場所に使われているファブリックも魅力のひとつ。タペストリーやご自身で貼ったランプシェード、クッションなど、気分に合わせて模様替えをするのも楽しそうです。季節ごとのディスプレイも、その年ごとにテーマがあって素敵ですね。
    そしてなんといっても、お部屋のあちこちで自然に写真に写り込む愛猫のサイファくんが本当に可愛い! インテリアに溶け込んでしまうような、オシャレな猫ちゃんだなぁと思いました。
    これからもvalekさんの作り上げる北欧インテリアを楽しみにしています。

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