愛すべきハワイアナが並ぶ ミックスインテリア

中古マンションをリノベーションし、ご夫婦でコレクションしてきたハワイアナを眺めて楽しむインテリアを実現したrurinosukeさんのお部屋です。リビング・ダイニングにある大きなディスプレイ棚や、季節ごとに替わるビンテージポスターにはスポットライトが向けられ、お二人の大好きなアイテムたちを温かく照らしています。

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目次

    中古マンションをリノベーションして夫婦で暮らしています。ピカピカでクールではなく、木のぬくもりを感じるちょっと男前な部屋、ビンテージハワイと北欧、ミッドセンチュリーのミックスインテリアを目指しています。
    夫婦共働きで毎日忙しいため、帰って来てほっとできる心地よい空間づくりを実践しています。

    フローリングは無垢のローズウッドにしました。初夏仕様のリビングには、足触りの良い、コットン素材のジグザグ柄のキリム風ラグを選びました。 ダイニングはフリッツハンセンのBテーブルで、本当に使いやすいです。チェアは、リビングにも置いている大好きなポロックチェア、フロントパディングのセブンチェア、結婚した時に揃えたキツツキマーク・飛騨産業株式会社のアームチェアとまさにバラバラ。でもそれぞれの座り心地やデザイン、その時の思いなど、どれも大切なので、バラバラなまま使っています。デザイン家具はオークションで手に入れることが多いです。

    冬のリビングは暖色系で、DESSOのビンテージラグにペンドルトンのクッションを合わせました。チーフジョセフ柄は、1920年代にできたデザインだそう。 夜にはルイスポールセンのスノーボールとヤコブソンランプを灯し、北欧の照明の温かさに癒されます。ダイニングにはフロスのスプリューゲンブローというイタリアモダンな照明をつけています。 正直、この個性的な照明2個をぶら下げると見た目的にうるさいかなと思ったのですが、実際つけてみるとそんなこともなく、これにして正解でした。照明って少し個性的なものを選ぶと、一気に部屋のオシャレ度が上がるように感じます。

    ポスターは季節によって交換しています。飾り棚にある雑貨も季節によって色味を変化させています。一番下の棚は無印のPPファイルボックスで統一しスッキリと。 我が家は夫婦でコレクションしているハワイアナを飾るための棚をメインにリノベーションの計画を立てました。そして、そのハワイアナを「でへへ」と眺めていたいと思っていました。そんな思いをリノベ会社の方に伝えたところ、棚を照らす照明にダクトレールとスポットライトを提案して頂きました。夜のスポットライトにお気に入りのアイテムが浮かびあがっています。

    キッチンは独立していたのですが、対面式にリフォームしました。中央にはDOLEのポスターを飾ってみました。横長なので、この場所にピッタリ。 ハワイに行くたびについ、かわいいパッケージの誘惑に負けて買ったものは、せっかくなので冷蔵庫横にディスプレーしてます。 キッチンツールはつっぱり式のポールにS字フックを掛けた「ひっかけ収納」。使い勝手を考えた工夫は大事だなと思います。

    仕事(趣味)部屋です。北側と東側に面した6.5畳ぐらいの広さ。この部屋は壁に非常に大きな穴があいていて、壁だけでなくサッシの木枠のようなところも非常に汚れていましたがリノベーションですっかりきれいになりました。 北欧ボロス社のファブリックパネル、ジョージネルソンのボールクロックのリプロダクト品、アメリカのノール社のポロックチェア、ルイスポールセンのAJランプなど見事にジャンルはバラバラ! でも好きなものに囲まれたい!ということで好き勝手やっています。モノはあまり増やしたくないので、ディスプレーする場所を時々変えて気分転換です。

    収納部屋にはクローゼットの他に無印のユニットシェルフを使っています。無印で統一感や軽やかさを重視しました。ナチュラルでありながら、クールな感じが無印のいいところ。どんなインテリアも邪魔しません。 洋服関係は「見える化」に努め、自分の持ち物がどれくらいあるか把握できるようにしています。オープンラックにすると色が氾濫し雑多な感じになってしまいがちなので、洋服をかけるときは色味を考えてつるすようにしています。 収納部屋といってもやっぱり好きなものに囲まれたいので、ポスターや雑貨など楽しみながら飾っています。

    サニタリールームです。ツーボールのシンクは、リノベーションの際には予算の都合でクリーニングのみにし、壁と床材は新しいものにしました。ツーボールは朝の忙しいときにとても便利です。 トイレはごく普通のトイレなのですが、一応珪藻土を使っている「自然素材トイレ」です。赤茶とベージュで塗り分けてあります。小さな手洗いボウルの水はねで珪藻土が痛まないようにグリーンのタイルを貼っています。 その下にはIKEAのトイレットペーパースタンドを設置しました。

    夫婦で大好きなハワイ。旅行の時のホテル選びに、夫はラナイ(バルコニー)の広さを参考にすることが多いです。このマンションを選んだのは、バルコニーの眺望の良さや広さもポイントでした。 まだいろいろと改造中ですが、ひとまず人工芝やタイルを敷いてみました。無印のシェルフにはグリーンを並べて、オサレ感を出そうと、IKEAのソーラーライト&キャンドルランタンと灯して・・・自己満足で楽しんでます! これから、もっとベランダグリーンを研究したいと思います。

    プロフィール

    • ■rurinosukeさん(女性/40代/小学校教員)
    • ■建物の種類:マンション
    • ■間取り:3LDK
    • ■築年数:11年(リノベ後3年)
    • ■居住人数:2人
    • ■好きな家具・雑貨店:特別好きというお店はないけれど、海外オークションを利用しています。
    • ■この家の好きなところ:風通しと日当たりがいいところ
    • ■この家の悩み:冬の結露

    編集者コメント

    中古マンションをリノベーションし、ご夫婦でコレクションしてきたハワイアナを眺めて楽しむインテリアを実現したrurinosukeさんのお部屋です。リビング・ダイニングにある大きなディスプレイ棚や、季節ごとに替わるビンテージポスターにはスポットライトが向けられ、お二人の大好きなアイテムたちを温かく照らしています。
    家具は、北欧、ミッドセンチュリーなど様々。個性的なフォルムの照明を選んだり、異なるブランドのダイニングチェアを一緒に並べたり、ビンテージな雰囲気を感じるミックスインテリアになっています。ひとつひとつが特徴のあるものながら自然になじんでいるところに、おふたりのセンスが光っていますね。
    また、コメントにあるように、全体のまとまり感というより、それぞれのデザインの良さ、使い心地、手に入れた時の思いを大切にしているそうです。やっぱり基本は「お気に入り」に囲まれたいもの。収納スペースやトイレなど、生活感が強くなりやすい場所のディスプレイや演出も素敵です。
    愛情を感じられる住まいは、毎日を幸せな気持ちにしてくれますよね。私自身もそんなインテリアを目指していけたらなぁと思います!

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