
木のぬくもりを感じる木造のお家に憧れていますが、様々な理由からマンションを購入。
コンクリートに囲まれている冷たい感じが苦手なので、北欧インテリアを参考にナチュラルな色の木製家具や北欧雑貨を取り入れて、出来るだけ温かな雰囲気になるように工夫しています。
好きなモノに囲まれて生活すると、お家が好きになり、お家が好きになると自然と家事も楽しくなってくるようです。
主婦のお仕事は毎日の繰り返し。お気に入りの場所を作って、ほっと和める場所にしたいものです。
リビングには無印良品の壁に付けられる棚を取り付けています。雑貨を飾るチェストを探していたところ、この棚を見付けて、主人が取り付けてくれました。飾っているのは、お友達からのプレゼントや少しずつ集めたもの、思い出の品など、どれも身近に置いておきたいお気に入り。
暇さえあれば、掃除を兼ねて置き場所を変え、自分の時間を楽しんでいます。遊びに来てくれたお友達とも「これ、なあに?」といった質問から、インテリア雑貨の話へとつながります。
グリーンは少し大きめで、シンボルになるようなものを選んでいます。ダイニングにあるエバーフレッシュは、葉が閉じたり開いたり、育てていてとても可愛いです。 リビングのウンべラータは何処に置こうか、あれこれ考え中。土の上をカバーする「白い石」か「ヤシの繊維」を見つけてこようと思います。ちょっとの手間がインテリア度をアップさせてくれるように思います。(^^)v
我が家のインテリアは、北欧ファブリックを取り入れて、楽しんでいます。ソファーの上のクッションは、イケアのものです。手ごろなお値段で種類も沢山あり、あれもこれもと欲しくなってしまいます。
大きな窓の向こう側、目の前に広がるのは海。家族がゆっくりとくつろげるリビングの次にお気に入りの場所が、海が見えるベランダです。
夏は夕日を見ながら、夫婦でビールを飲むのが最高の幸せです。
ダイニングルームのペンダントライトは可愛らしくて、思わず食欲が進みそうなデザインに惚れました。木製でできたフォークとスプーンは、ひとつひとつ取り外す事が出来て、遊びに来た娘のお友達がおやつを食べる時、ひょいっと取って「さあこれを使ってどうぞ〜」と渡します。もちろん冗談なので笑った後に返してもらい、本当のスプーンを使ってもらいます。何度やっても驚いて喜んでくれて、子供ってなんてカワイイんだろう〜♪♪♪
ファブリックボードは存在感があり、これひとつでお部屋の雰囲気がガラッと変わります。これはもともと和室に飾っていたものですが、
和室は、リビングとダイニングに隣接しています。
昔ながらの「和」のスタイルではそこだけ切り取られた絵の様な異空間になってしまうので、「和」の空間の使い勝手の良さや美しさを残しながらリビングダイニングと調和のとれるデザインを取り入れたいなと考えています。今の暮らしに自然となじむ「和室」の使い方が出来ればと考えています。
もとはダイニングに飾っていたマリメッコのブラウンのファブリックボード。これもとてもインパクトのあるデザインで、飾るだけで雰囲気がガラッと変わります。
我が家にとっての椅子は、インテリアにおいて「見せ場を作る」エッセンスでもあります。イームズの椅子は、何気ないコーナーでも存在感を発揮。ベランダにあるのはヴェルナー・パントンの名作パントンチェア。曲線美と座り心地の良さ、リビングから窓越しにも眺められるので、インテリアセンスをアップしてくれます。
ジャン・プルーヴェのスタンダード・チェアは、教室の椅子みたいなちょっと懐かしいデザイン。子供部屋で娘の机の椅子として使用しています。脚が黒のスチール製なので、まるでセット購入したかのようにびったり。色があふれがちな子供部屋を引き締めてくれる役割も。
カルテルのスツール、プリンス・アハは犬のヒナのトイレ近くに置いています。スタイリッシュなデザインが、トイレの存在を薄くしてくれる優れもの。座面を開ける事が出来て、中にはヒナの洋服などを収納しています。
娘の部屋です。娘はベッド下の収納スペースに潜り込んでは、何やら楽しそうにごっこ遊びをしています。ある時は2階建てのお家になったり、ある時はお城になったりと、ロフトベッドは大活躍です。
中を覗いてみると、狭くて居心地の良いものではありませんね。もっと広い場所で遊べばいいのに・・・と思うのは大人の考えで、子供は子供の世界があって、そこはとても居心地の良い、わくわくする特別な場所なのでしょうね。
イームズの代表作であり世界中で愛されているアームシェルチェア。キッズサイズの復刻版を使用しています。Savignacのポスターとよくあいます。現在は娘のランドセル置き場となっていますが、時々座って絵本を読んでいることも。子供が座っても絵になる椅子です。
玄関にもマリメッコのTUULIのボードを飾っています。これは、私が生地を購入して発泡スチロールの板を使って作りました。地震の時などに倒れてきても軽くて安全です。
シューズクローゼットしか設置されていないシンプルな空間なので、足元に小さなLEDキャンドルを置いたりして、時々雰囲気を変えて楽しんでいます。
コートフックにはPUEBCO のフクロウのオブジェを巻きつけています。本物の鳥の羽根を使っていて、とってもリアルなオブジェです。
帰ってきたときに「お帰り」とお出迎えして貰っているようでなんだか可愛いのです?
プロフィール
- ■SAMANSAさん(女性/40代/主婦)
- ■建物の種類:マンション
- ■間取り:3LDK
- ■築年数:5年
- ■居住人数:3人
- ■好きな家具・雑貨店:北欧風の木製家具
- ■この家の好きなところ:リビングダイニングの窓が大きく、目の前に海やたくさんの船、夕日が見える。
- ■この家の悩み:西日が強く海風が強い為、ベランダで植物を育てることが難しいこと。
- ■HP:今日の終わりに。
編集者コメント
ナチュラルカラーを基調としたSAMANSAさんのお部屋です。北欧家具の持つ温かな雰囲気に、デザイン性のある椅子や照明などでスタイリッシュなイメージをプラス。窓からの眺めやグリーンの配置により、開放感あるマンション・インテリアになっています。
それぞれのお部屋が特徴を出しながら、家全体の調和がきちんと考えられているところもポイントです。リビング一角の和室部分は、お部屋に馴染むモダンなテイストですし、見晴らしの良いベランダには個性的なイスを置いて、リビングから一続きのよう。娘さんのお部屋も、お子さんが好む秘密基地のような部分と、SAMANSAさんのこだわりが上手くミックスされています。
大きなファブリックボードはインパクトがありますね。特にダイニングのボードは、さわやかで晴れやかな気持ちにしてくれます。フォークとスプーンの照明も素敵!娘さんのお友達とのやり取りがかわいらしいですね。またリビングの飾り棚も、訪ねてきたお友達との話題作りになっているそう。SAMANSAさんにとってインテリアは、「コミュニケーションのきっかけ」という役割も担っているのですね。これこそが、お部屋から感じる、優しさと温かさの源だなぁと思いました。