
コンセプトは『美味しい料理と音楽のある暮らし』。
リビングの主役はオーディオとピアノです。そして一番こだわったのはキッチン。
食べること、音楽を楽しむために、ソファやキッチンからテレビが見える間取りではなく、中庭を眺められるように間取りを工夫しました。


リビングはかなり大きく吹き抜けていて、中庭に向かって右を見上げれば子ども部屋、後ろを見上げれば家族皆の本を置いたスタディスペースになっています。
家を建てる時、真っ先に買ったのはオーディオ♪ テレビではなく、このBeoSound9000を中心に、ピアノも置いて、家の中に自然と音楽のある暮らしがしたいと思いました。
殺風景なリビングですが、子どもたちは走り回ったり、音楽に合わせて歌ったり踊ったり・・・そして遊びの延長で自然にピアノを弾いています。そんな瞬間がとてもうれしくて楽しくて、幸せな気持ちになります^^
木の家具が大好きで、木目の美しいチークをダイニングテーブルやキッチンの面材に選びました。
床材はそのチークを一番美しく見せると思ったホワイトオイル仕上げのパイン無垢フローリング。そして家具は、全部同じ樹種で揃えるよりも、いろいろあるのがおもしろいと思っています。
ダイニングチェアはチーク、キッチンのハイスツールはオーク、リビングのイージーチェアは山桜・・・色も表情も様々ですが、木は喧嘩しません^^
我が家のテーマは『中庭に向かって暮らす』。
外からの視線を気にせず、いつでも中庭のシンボルツリーを眺めることができます^^秋が深まる頃には葉っぱが緑から黄色や赤に変わり、冬には雪が積もり・・・。
せっかく建てる家、そしてコストが限られているからこそ、家族が気持ちよく過ごせるように・・・。長く過ごす場所からの景色にこだわるのはオススメです^^
キッチンに取り付けた黒板、家族の掲示板です。予定を書き込んだり、マグネットでいろいろ貼り付けたり・・・木のフックには鞄や子どもの制服を掛けられるように作っていただきました。
リビングの脇の小さなキッズスペースにも黒板を。お絵かきしたりマグネットでお話を作ってみたり・・・。リビングのキッズスペースは、私も子どもたちもお気に入りで、本当に快適です♪
子どもの物は子ども部屋!そう思いながら家を建てたのは3年前。今は家族のスペースに子どものスペースがあることが、とても自然に感じます。
中庭の見える和室(現在は家族の寝室)。朝日がたっぷり入る場所♪プリーツスクリーンの光の透け具合、かなり好きです^^
収納は、年に数回使用する客用布団がぴったり入る大きさに作ってもらいました。他に入れる物がなかったのですが、今年に入ってほぼ全ての子ども服をこの和室収納へ移動! 寝室もお風呂も2階なので、洋服はすべて2階のWICに仕舞ってありましたが、子どもって一日に何度も着替えたりしますよね。子ども服が1ヵ所に集まって気分スッキリ♪♪♪ とっても便利になりました。
リビング吹き抜けに面した2階スタディスペース。椅子はIKEAのスタッキングチェアです。
旦那が仕事を持ち帰った時や、アルバム整理、ちょっと本格的な工作をする時、私がミシンを出している時など、いろいろ広げてもご飯だからと片付けなくていいのが便利です。
我が家は寝室をギリギリまで削ってこの場所が実現しました^^;
ゆとりある寝室も魅力的だなと思いますが、家族で共有できる本棚のある、この小さなスペースが気に入っています^^
廊下には子どもが書いた絵を飾ってみました。
2階子ども部屋です。現在はおもちゃ置き場兼ゲストルームです。将来的に兄弟で分けて使うこと前提で9畳弱。
我が家はLDKをとにかく開放的に広く、個室は狭く作りました。ドアや窓は左右対称です。
一人暮らしをしていた頃から少しずつ買い集めたモモナチュラルのボックス収納は全部で9個。昔はこんなテイストが好きでした♪ 家を建てるまではこんなフレキシブルな収納を使えば後々無駄がないと思います。
カビ防止のため、日当たり、通気をかなり重視!したバスルームです。
いつでも窓が開けられるよう中庭に面した、一番日当たりのいい2階最南に、全面開口で作りました。
冬は寒いですが、ミストサウナもありますし、いつも清潔なのが私にとっては一番大事^^
施主支給でコストダウンしたのもポイントです。
プロフィール
- ■mimuraさん(女性/30代/専業主婦)
- ■建物の種類:一戸建て
- ■間取り:3LDK+スタディスペース
- ■築年数:3年
- ■居住人数:4人
- ■好きな家具・雑貨店:キタニ
- ■この家の好きなところ:開放的・無垢フローリング・チーク家具
- ■この家の悩み:まだまだ家具が揃ってなくて殺風景。ソファ探し中・・・
- ■HP:三十路の歩き方
編集者コメント
今回は、すっきりとしていて木の美しさを感じる、mimuraさんのお部屋をご紹介します。開放的な吹き抜け、リビングからもキッチンからも眺められる中庭・・・明るくてプライバシーも配慮された、素敵な造りですね。家族が長く過ごす場所からの眺めにこだわったというmimuraさんの思いが伝わってきます。
シンプルなインテリアですが、音楽と料理を楽しむこと、子どもたちがのびのび過ごせる場所であることなど、ライフスタイルを大切にしたお部屋づくりの様子がうかがえます。
また、寝室スペースを減らしてでも作りたかったというスタディスペースの存在がいいですね。2階の吹き抜けに面していて眺めも良さそうだし、家族の気配を感じながらも作業に没頭できる場所。使う機会がいろいろとありそうだなぁと思いました。
お子さんの成長に合わせて変遷していけるように、フレキシブルな部分がたくさん残っているお部屋。これからのインテリアの移り変わり、楽しみにしています。