インテリアの配置に工夫した明るく開放的な住まい

今回は、じむじむさんのお部屋を紹介します。家具が低めであることと天井高によって、空間にタテの広がりが感じられます。開放感にあふれた気持ち良さそうなお部屋ばかりですね!

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目次

    自然豊かな山間にある住宅地で暮らしています。
    無垢材を使った和風モダンの住宅のテイストを崩さないようにしながら、好みの北欧のものを加えたインテリア空間を作っています。
    コンパクトなサイズの家なので、室内空間が開放的に見えるような家具の配置や色に気を使っています。

    我が家のインテリアの主役、顔と言えるのが4mの天井から下がるイサム・ノグチ『AKARI』です。このリビングには絶対にコレ!と決めていました。
    10帖ほどのリビングですが、天井高とシンプルな照明のおかげで広く感じます。
    茶箪笥は祖母の家で使っていたもの。長く大事に受け継いでいきたい家具です。
    今の時期は白いソファとチェア、吊るしたハンモックで夏らしさを演出しています。
    壁の黒猫は板を猫の形にかたどっただけのもの。今にも降りてきそうでしょ?

    ダイニングを彩るのはお気に入りの照明、PH5 PLUS。
    5帖ほどのダイニングルームを占拠するテーブルは少し大きめなので、ゲストが居るときにも重宝しています。子供たちが汚したり凹ませたりしないように、テーブルにはビニールクロスをかけています。
    窓辺のカウンターはPCスペースとして使っています。その下の低い本棚には、大事な雑誌を収納。フラップ式扉に本を飾ることが出来るのが楽しいです。
    ダイニングルームは私が一番長く時間を過ごす場所です。

    キッチンは白・黒・青のカラーでまとめるようにしています。
    賃貸に住んでいた時に嫌だった暗いキッチン。今は明るい窓辺にお気に入りのイッタラバードや季節の花を飾り、大好きな場所です。
    キッチンの上部は棚板にして、いつも使うものや調味料を並べています。扉がないので取り出しやすいです。

    主寝室の壁紙は一面のみ、夫こだわりの青い布クロスを貼っています。質も良く、落ち着いた綺麗な色合いです。
    天井には賃貸アパートのときにリビングで使っていたシーリングファン付きの照明。
    花台にしている古い和箪笥は頂き物です。ランナーにしている青い布は長男の出産時に頂いた赤ちゃんのおくるみですが、違う使い方になってしまいました。布一枚で古い和ダンスに味があるように見えます。

    キッズルームには4帖半のロフトがあります。二段ベッドがあるので、部屋がまるで3階建てのよう(笑)。
    子供の収納は『お金をかけず』がモットーです。これから子供たちの個性が育つ事を考え、その時には子供にあった家具を入れていきたいと思っています。
    おもちゃは透明の衣装ケースに分類して収納。見た目は悪いのですが、小さな子供でも出しやすく片付けしやすいのが利点です。

    外から玄関に入ると右側に階段があります。ここは家の中でも気に入っている場所です。
    スケルトンの階段は玄関を広く見せ、階段の窓からも明るい日差しが入ります。
    ちょっと外へと出る時にささっとかぶれるよう帽子を掛けてあります。階段に流木を渡して、その先に掛けてあるだけなんです。元々、観葉植物を吊るすために置いたのですが、帽子も掛けられるしインテリアも壊さないし満足満足♪

    ダイニングから出入りできるバルコニーでは子ども達が水遊びをするので、あまり物を置きません。植物は主に観葉植物とキッチンハーブを栽培しています。
    冬の半年間は全く使わないスペースとなるので、ツリーやイルミネーションを飾って楽しみます。

    プロフィール

    • ■じむじむさん(女性/30代/フォトカメラマン)
    • ■建物の種類:一戸建て
    • ■間取り:3LDK+別棟ガレージ
    • ■築年数:3年
    • ■居住人数:4人
    • ■好きな家具・雑貨店:4senses interior scope、カンディハウス、inZONE
    • ■この家の好きなところ:家事効率のよいベランダ、キッチン、洗面所の3way導線
    • ■この部屋の好きなところ:窓からの景色が緑あふれ、癒されます。
    • ■この部屋の悩み:山間なので虫が多い事。
    • ■HP:smile LIFE. -住まいる日記-

    編集者コメント

    今回は、じむじむさんのお部屋を紹介します。家具が低めであることと天井高によって、空間にタテの広がりが感じられます。開放感にあふれた気持ち良さそうなお部屋ばかりですね!
    『AKARI』のやわらかな光に包まれたあたたかな雰囲気のリビングからは、お部屋での時間を大切にしている様子が伝わってきます。
    天井の梁や障子、茶箪笥などがある和風の空間に、白いソファやハンモックなどを合わせてもしっくりくるのは、やはり『AKARI』のモダンさを兼ね備えた佇まいのおかげでしょうか。
    寝室にも和箪笥という和のアイテムが置かれていますが、青いランナーを掛けたり植物を飾ったりして、お部屋にそっと馴染ませています。こうした異なるテイストの組み合わせ方、統一感の出し方はとても参考になります。
    各部屋にさりげなく置かれた観葉植物や小物類も、きちんと考えられている気がします。ちょっとした演出にもセンスが光る、素敵なお部屋でした。

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