デザインにこだわり抜いた自分スタイルなインテリア

今回は、各部屋へつながる階段が印象的なbubblyさんのお部屋を紹介します。設計から関わったということで、間取りがとても個性的ですね!

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目次

    入居者達が土地を共同購入し、相談しながら設計するコーポラティブスタイルで好き放題に建ててみました。
    実現したかった事200%に対して、やはり不可能な事も多かったので、なんとか120%くらいは叶ったかな、という感じです。
    1階から3階のうち、1階と2階部分がスキップフロアなので1日中いつも階段の上り下り。不思議とすぐ慣れたので、丈夫に長生き出来そうです。

    天井の高さが5メートルくらいあるリビングです。集めている写真やポスターを飾って、ちょっとギャラリーっぽくしてます。居心地の良いソファーを置いて1日中のんびり…したいんですが、忙しくてなかなかのんびり出来ません。でも見てるだけでも達成感はあります。やったな俺、みたいな。

    ここキッチンは、奥さんの聖域です。全てがあるべき場所に収まっています。設計段階で配置する家具を全て決め、採寸し、それらがピッタリ収まるように建ててもらいました。ピッタリ過ぎて代わりがきかない物ばかりです。

    のんびりリビングに居れない分、このダイニングで過ごす時間がとても多いです。もしかしてダイニングだけ作れば良かったんじゃ?とは思わないことにしています。窓の外はすぐ森林公園の雑木林です。季節の移り変わりを猛烈にアピールしてくる景色は、贅沢過ぎます。

    1階の「庭を見るための部屋」です。
    新築時は庭もこの部屋も全く手つかずでした。でも入居後すぐ庭を造って、その後追いかけるように「庭を見るための部屋」を作りました。家が建ってしまうと家づくりも終わってしまうので、家づくりの終盤を楽しむためにも設計時に手つかずの余白を残しておく事をおススメしますよ。

    ベッドルームです。
    他の部屋が凝っているので、ベッドルームはシンプルに、落ち着くように作りました。ベッド脇から通じるウォークインクローゼットは可能な限り広くしました。インテリア以上に洋服好きな夫婦なので至福の時を過ごせるように。

    バスルームはシンプルです。海外でこじんまりとしたデザインホテルに泊まるのが好きだったので、その影響は大きいと思います。視界に入れたくない給湯用パネルなどは、死角に隠す工夫をしました。

    真っ白な玄関は「ルイスバラガン」と「エーゲ海の洞窟住宅」のイメージをMIX。ドアノブ代わりの手すりはUFOの入り口を意識しました。
    バラバラなのに一貫してる、そんな感じが我が家らしいと思います。

    プロフィール

    • ■bubblyさん(男/40代/広告制作)
    • ■建物の種類:コーポラティブハウス
    • ■間取り:2LDK
    • ■築年数:4年
    • ■居住人数:2人
    • ■好きな家具・雑貨店:Gallery Modern Space(仙台)
    • ■この家の好きなところ:全て
    • ■この家の悩み:ないです。と言いたいけど冬は寒く夏は暑いです、とても。
    • ■HP:いえいえたいしたものでは

    編集者コメント

    今回は、各部屋へつながる階段が印象的なbubblyさんのお部屋を紹介します。設計から関わったということで、間取りがとても個性的ですね!
    リビングから玄関まで雰囲気の異なる部屋が並び、○○系と表現できないところが魅力です。それでも「一貫して」見えるのは、bubblyさんの家具のセレクトに揺らぎがないからでしょう。椅子や照明をはじめ、デザイン性の高いものばかり。ひとつひとつ集めた大切なものだそうです。
    そんなデザイン性にプラスして、機能的であるべきところは機能的!特に象徴的なのはキッチンでしょうか。ずらりと隙間なく並んだ食器類はとても使いやすそう!デザイン性と機能性が見事に融合した美しさを感じます。
    このようにまるでbubblyさんのギャラリーのように作りこまれたお部屋ですが、ちょっとした遊び心もあるのが楽しいですね。リビングの壁から飛び出している鹿の頭、ベッドルームに飾られたかわいらしい絵(奥様が描いたそうです)、UFOの入り口みたいなドアの手すり…などなど。ハンモックをさげた「庭を見るための部屋」なんて、その存在自体がなんだか和みます。こうした力の抜き加減が見ているこちらも心地よい、そんなお部屋でした。

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