
この家の敷地はかなり急な坂になっているので敷地の半分くらいにしか家が建てられなかったので3階建てにしました。
あまり広くないので、できるだけそれを感じさせないように吹き抜けをリビングにいれてみたり、オープンキッチンにしたり、トップライトで明かりを取り入れて上に視線がいくようにするなどさまざまな工夫をしています。それと、リビングに階段をオープンにすることにより、その分部屋の面積が広くなるような錯覚も利用しています。
リビングは吹き抜けに飾り梁を入れて、そこにスポットのライトを取り付けました。天井にトップライトを。梁にはファブリックをかけて西日よけ&暖気が逃げるのを防ぐようにしています。吹き抜けの上は夫の部屋ですが、そこからリビング向きに窓を開けてあるので、いつも気配を感じられるようにしてあります。
壁は珪藻土塗りです。天井ももちろん珪藻土を塗りました。階段や吹き抜け部分も珪藻土塗りなので空気は快適です。窓周りはブラウン系のカーテンから今はホワイト系に変え気分転換しています。
ライトは間接照明を多用していて、フロアライトも真中においてアクセントに。
ダイニングはやはりオープンキッチンがメインになるようにしました。それと、
どうしても取り入れたかったTECTAのテーブルとイスがお気に入りです。
リビングのソファーより、ここにいることの方が多いです。
それとLDには観葉植物をかなり置いています。
色がシンプルなものがメインなので観葉植物でナチュラルさを出すようにして
います。
キッチンはヤマハのドルチェ。
これは最初にショールームですぐに決めちゃいました。
オープン棚にはお気に入りの食器などを。
サブシンクはどうしても欲しくて入れたのですが、今は観葉植物の水やり用
として活躍しています。
ライトはぺンダントが2つ。スポットがレールダクトに3つ。
大丈夫かな?と思いましたが充分すぎるくらい明るいです。
1階部分はワークスペースとして使っています。
真中にどーんと150cm×150cmのテーブルを置いて作業しやすいように!
作業しやすいのですが、散らかりやすいです。
ほんとはもっとすっきりしたいのですが…。
デッキです。
実はこの家を建てるにあたって最大の決め手になったのがこのデッキです!
狭いスペースしか活用できないこの土地で、空いてる敷地の上に空中庭園風のデッキが作れる!という設計士さんの提案がかなりのこの土地にひかれる要因となりました!
いまはWANを走らせたり、たまにデッキで七輪を使って焼き物をしたりの楽しい空間となりました。
もちろん植物も育てています。
この和室は、家を見学に来てくださった方たちからおほめの言葉をいただきます。
私が書道をしているという理由で多少和室にはこだわりました!掛け軸も私の作品をいろいろ交換しつつ飾っています。
壁紙の張り分けは実は書道教室をした時に、墨が飛んでも大丈夫なように黒にしたのですがこれがなかなか評判が良いです。
座卓には何かしら飾って楽しんでいます。
バスルームは大好きな色であるグリーンにこだわってみました!バスタブもグリーン!椅子や洗面器などの小物類もなるべくグリーンで!ブラインドも色を統一し、お風呂が癒しの空間になるようにしてみました。
玄関は、その家の顔!
うちの場合は事務所部分とプライベート部分の二ヶ所あるので、それぞれ
まったく違うイメージに!
事務所部分はWelcomeな雰囲気で!
プライベート部分の玄関を開けると大きなFIX窓で外の小さなライトコートが
目に入るように。横の壁には大きなミラーで身だしなみチェックと、狭さをカバー。げた箱も何もないシンプルさで、フロアライトの明かりでお出迎え!という感じにしてみました。
プロフィール
- ■ぶうちゅさん(女性/インテリアコーディネーター)
- ■建物の種類:(一戸建て)
- ■間取り:(4LDK)
- ■築年数:3年
- ■居住人数:2人
- ■好きな家具・雑貨店:好きな家具・雑貨店:アクタス、MOMONATURAL
- ■この家の好きなところ:この部屋の好きなところ:建築可能な敷地が少ないのにそう見えないところ
- ■この家の悩み:3階建てなので階段の掃除が大変…
- ■HP:インテリアわん
編集者コメント
今回、ご紹介するぶうちゅさんのお部屋は、さまざまなアイデアで狭く感じないようにするための工夫をなさっています。
「吹き抜けをリビングにいれたり、オープンキッチンにしたり、トップライトで明かりを取り入れて上に視線がいくようにしています」とおっしゃるとおり、ぶうちゅさんはお家の設計段階から積極的に関わったようです。アイデアを実現できたのは、ぶうちゅさん自身のインテリアコーディネーターとしての、経験があったからこそではないでしょうか、さすがです!
全てのテクニックが簡単にマネできるものではないかもしれませんが、インテリアのヒントは吸収できるのではないでしょうか?
たとえば、「玄関に大きなミラーを設置して広く見えるようにする」テクニックなどは実現できそうですよね。また、和室の掛け軸はぶうちゅさんの自作だそうですが、自分の趣味をインテリアに活かすということも大いに参考にしたいものです。