心地良い空間をもとめて、こだわった自然素材の家

今回は、全体のバランスにメリハリつけながら自然素材をふんだんに使い、見ているだけで心地よくなってくるbettyさんのお部屋です。

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目次

    家をリフォームするとき漆喰・無垢の木・天然の石など自然素材にこだわりました。
    それは環境にいい物、体にいいものを…と言う考え方のチョイスではなく、ただ自分たちの心地良いと思うものを集めていたら、期せずして、体にも安心な自然素材を選んでいました。
    家に限らず、インテリアや雑貨もいいなぁ、心地良いなぁと感じるものを身の回りにおいていったら、何となく家全体がナチュラルなものに統一されて来た様な気がします。

    リビングのアンティークのシャンデリアはずっとずっと探してようやく出会った宝物。
    夜の雰囲気も天井に映る影も大好きです。
    ダイニングにはアルミのシェード。キッチンにはミルクガラス。
    2階にはホーロー。トイレには裸電球。と、照明にも好きを取り入れました。

    リビングの隅には雑貨コーナー。

    シェルフ類は私が作りました。古い感じが好きなのでペイントもわざと古い感じにしています。

    古いパンケースには、何を入れようか考えるのが楽しい。
    日が差すとキラキラして、綺麗なんです。

    キッチンです。
    ピカピカ・ツルツルなのは好きではないのでキッチンもバックカウンターも木材で作ってもらいました。タイルと取っ手は私が。
    歪んだり、デコボコしてたりするけれど愛着はたっぷりです。
    勝手口は元々、引き戸の掃き出し窓でしたが、アンティークのステンドドアをはめました。
    バックカウンター上の窓は横に長くのっぺりとした印象だったので木材を組み、古い雰囲気になるようペイントしはめ込みました。ついでにブロンズ色のサッシも白にペイント。
    キッチンカウンターの石はきれい目が好みの夫作。

    子供部屋(Yuu君の部屋)です。
    男の子の部屋なので、難しいのですが目標は渋かっこいい。
    本人の希望でシンプルな部屋になってます。

    元々、大きな押入れだった部分を壊し、ベットとクローゼットを作りました。
    ベット下にはドアを付けて目隠しをしてシーズンオフのものなどをポンポンと入れてます。

    カーテンはホワイトリネンと紫のチェックで手作り。タッセルは余り布を編んで。

    子供部屋(Len君の部屋)です。
    この部屋もシンプルで木が大部分を占めています。
    ところどころ、Lenの好きなブルーでポイントをつけています。
    ロフトも夫と二人で木材から買いに行って作ったものです。
    部屋が広くなったし、ロフトの下部分が何だか隠れ家のようで楽しい空間になりました。
    手作りなのでこれから先、必要なくなったら分解することも出来ます。
    この部屋でも変化を楽しんで行きたいな。

    玄関外の壁面には天然石を。ドアはガラスを探してデザインを伝え建具屋さんに作ってもらいました。ここでも木と言う事にこだわりました。
    靴箱は夫の手作りです。そして、シェルフとフックは私。
    明るい玄関で気に入っています。

    実は床部分〜エクステリア部分はまだ未完成です。
    どうするかイメージが出来上がってないんですがゆっくり自分たちの形を見つけて行こうと思っています。

    プロフィール

    ■bettyさん(女性/30代/ショップ店員)
    ■建物の種類:一戸建て
    ■間取り:4LDK
    ■築年数:築20数年の中古住宅を購入&フルリフォームして2年
    ■居住人数:4人
    ■好きな家具・雑貨店:アンティークや雰囲気のあるものが好き。SPICE・COVENT。
    ■この部屋の好きなところ:好きなものばかりを集めた空間なので、やっぱり居心地がいいし、床や壁など天然素材を使っているので湿気の多い時期にもサラッとしていて快適。
    ■この部屋の悩み:リビングダイニングに柱が2本出ているので模様替えがし難いところ。

    編集者コメント

    今回は、bettyさんのお部屋を紹介します。
    まず、率直な感想からコメントします。bettyさんのお部屋は、見ているだけで心地よくなりますね。やはり、自然素材をふんだんに使っているということで、温かみが伝わってきます。それと、照明や天井の梁(はり)などの個性的な特徴が、お家全体のバランスにメリハリをつけていますね。
    私が最初に目を留めたのが、子供部屋のベッドでした。もともと押し入れだった部分を、上の段をベッドに、下の段はクローゼットにしたそうです。「押し入れベッド」もすごいのですが、もうひとつの子供部屋では、分解できるロフトベッドを自作してるんですね。お子さんが成長した時に、お部屋を変化させられるようにしている、とのことです。
    「マネ」できるかどうかは別として、参考にしたいのが、bettyさん夫婦のDIYですね。
    子供部屋のベッドはもちろん、キッチンやキッチンカウンターなど、自作の部分が光っているインテリアだと思います。各部屋を使う人の要望・使い勝手・心地よさを考えて、細部をじっくりと自作して進化させる。そんなインテリアへの向き合い方は大いに参考にしていきたいものです。

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