
おうちは、長い時間家族が過ごす場所。
温かい雰囲気で、居心地がいい場所になるようにと、コツコツ、手作りのリフォームを始めました。

リビングの床は、ダークブラウンの既存のフローリングが重い印象だったので、杉の無垢材を一枚一枚張りました。
天井にアクセントを付けるため、梁を付け、さらに壁と天井に、漆喰を塗りました。
子供もリビングで楽しく遊べるようにと、リビングの一角は、お絵かきスペースを設けました。
壁にはいろいろな棚を作って、大好きな雑貨を飾れるようにしています。


リビングの電気の傘は骨董屋さんで購入。
部品を組み合わせて、取り付けました。
アンティークの電気のスイッチも古い物で、くるっと回すタイプ。
古材と組み合わせて、取り付けました。
キッチンです。
せまいキッチンで効率よく、気持ちよく家事ができるようにと、悩みだった部分を考慮して、リフォームしました。
壁は板をはり、天井は梁を取り付けて珪藻土を塗りました。床はテラコッタを敷きました。
料理中や洗い物後など、作業スペースを確保したくなったら、アクセント壁が棚に変身します。
(写真上)キッチンにちなんで、アンティークのじょうごやゼリー型で照明を作りました。
(写真下)奥はジャストサイズの収納を手作りしました。ホームベーカリーや炊飯ジャー、フードプロセッサ、ミキサーなど、さっと使えるように置いてます。しまいこんでしまうより、使う頻度がぐーんと増えました。
いろいろな雑貨が飾れる楽しい空間の手作りトイレです。
全面、板壁にしました。
ままごとみたいな女の子の部屋のイメージのトイレです。
落書きスペースの黒板扉は、トイレ用品の収納スペース。
ワイヤーと端切れで作った小ぶりの物干しランプ。
海で拾ってきた流木でトイレットペーパーホルダー。
もともと何もなかった長い廊下には、たくさんの収納スペースを作りました。
写真左側のくぼんだスペースには雑貨を飾る棚、そしてその下が出番待ち雑貨の収納スペースです。
ここは玄関です。
アンティークのステンドグラスを取り付けたドア。
梁を付けた天井に、植木を入れるワイヤーの鉢を使っての照明。
漆喰の壁と天井で、温かく人を迎える空間を作りました。
プロフィール
■よりさん(女性/30代/主婦)
■建物の種類:マンション
■間取り:2LDK
■築年数:11年
■居住人数:3人
■好きな家具・雑貨店:無相創
■この部屋の好きなところ:温かな雰囲気
編集者コメント
今回は、よりさんのお部屋を紹介します。
まず、よりさんのお部屋を拝見し、細部までこだわりが行き届いているなぁ、という印象を持ちました。その源はどこから来るのか、と考えてみたのですが、家具・照明・ドアに至るまで手作りでリフォームしているところかなぁと思います。
特にキッチンまわりは、工夫がたくさん!
例えば、可動式の棚を手作りして、狭いキッチンをいかに使いやすくするかを考えていますね。その他にもアンティークのじょうごや、ゼリー型で照明を手作りするなど、アイディアが素晴らしいです。こんなキッチンなら家事も楽しく、はかどりそうです。
そういったこだわりの手作りインテリアの数々が、そこで暮らす家族はもちろんのこと、お客さんまでも、温かい気持ちにするんでしょうね。よりさんの温かさが伝わる、心の通ったインテリアだと思いました。