第16回 カフェ風カップボード
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設置する箇所の寸法などに合わせ、木材を切断、やすりがけします。
今回は小引き出しを1番下の段に作り、あと3段ほど棚を作るイメージです。
グラス等を棚に置いたとき、あまりに上の棚と隙間があってもダメだし、隙間ガなくても取り出しにくいし・・・ってことでいろいろシュミレーションしてサイズ決定しました。
また、全体の高さの制限より5mmほど短くして後ほど滑り止めシートなどをひけるような隙間を空けました。
<木材のサイズと数量>※今回制作したカップボードのサイズです。
■本体
側面板:厚さ1.9×奥行14×高さ63cm・・・2枚
棚板:厚さ1.9×奥行14×幅42cm・・・4枚
落下防止棒:直径0.8×長さ44cm・・・6本
■引き出し
前板:厚さ1.9×幅14×高さ8cm・・・3枚
側面板:厚さ1×奥行12×高さ7.5cm・・・6枚
背板(両端):厚さ1×幅13×高さ7.5cm・・・2枚
(中央):厚さ1×幅12×高さ7.5cm・・・1枚
底板(両端):厚さ0.3×幅12×奥行12cm・・・2枚
(中央):厚さ0.3×幅11×奥行12cm・・・1枚
仕切り板:厚さ1.9×奥行12×高さ8cm・・・2枚
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次は小引き出しの制作です。
今回の小引き出しの底板は、周りの全部の板にトリマーで溝を掘り、そこにベニヤ板をはめ込んでみました。トリマーがなくても、底にベニヤを「木工ボンド+釘止め」してもいいと思います。ただし、その場合はベニヤ板の厚みを小引き出しの高さに考慮しないといけませんよ〜(^^
前板以外の3枚を最初に木工用ボンドで止め、最後に前板を止めました。
これは、小引き出しを収納する箇所を作ってから止まり具合などの微調整をするためです。(^^-
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引き出しを受ける部分は、棚板と仕切り板を木工用ボンドで接着します。
このとき、引き出しの前板が仕切り板と画像のように重なるよう調整します。
※左右の引き出しは片方しか仕切り板に当たらないため、引き出し部分の幅は前板よりも10mm小さくなっています。
中央の引き出し部分は、両側が仕切り板にあたるため、前板よりも20mm小さくなっています。
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次に、片方の側面板に棚板をハタガネやコーナークランプ、ベルトクランプなどを使ってボンド止めします。その後、グラス等の落下防止の丸棒を差し込みます。(事前に電動ドリルで8mmの穴をあけておきます)
全部差し込んだら、棚板のボンド止めと、落下防止の丸棒のはめ込みをもう片方の側面板に行います。ちょっと調整する数が多いのでここは慎重に。実は水平器を使って微調整してます。(^^;
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棚板と落下防止の丸棒を全部固定できたら、棚板をビス止めします。側面板の外側から電動ドリルで下穴をあけ、ビス止めし、最後に丸棒を差し込んでノコギリでカット。ビスはどこからも見えません。(^^
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形が出来上がったら最後に塗装です。ワトコオイルをスポンジを使って全体に塗りこみ、ウエスでしっかり拭き取ります。
乾いたところで引き出しそれぞれにネームプレートを取り付けて、英字新聞の切れ端をちょこっと入れて完成です(^^ v


- こかげ工房さんより
- 今回はワトコオイル一色でしたが、ホワイトのツートンでもいい感じになると思います。(^^
今回の完成品は基本の形です。これから横にフックを付けたり、スタンプを押したりいろいろアレンジする楽しみもありますよ〜(^^
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最近木工にはまっている2児のパパです。
いろんな人のブログとか見て見よう見まねであれこれ作り始めています。