冬の睡眠、こんな悩みはありませんか?
1.寝る前にする快眠の準備
冬になかなか眠れない原因の一つに、睡眠の条件が整っていないことがあげられます。眠くなるようにするコツは、体がだんだんリラックスモードになるようにし、手足を温めるように調節すること。ここでは、簡単にできる眠りの準備方法をご紹介します。
・眠る数時間前からカフェイン摂取を控える
→ホットミルクやカモミールのハーブティーなど、リラックス効果が期待できるものを選んで。水分の取りすぎはトイレに行きたくなるので注意。
・刺激の強い食べ物の摂取を控える
・ホラーやサスペンスなど、刺激の強いテレビや小説などを読まない
→ほっとする内容の短編小説や詩などがおすすめ。

・眠る直前の激しい運動を避ける
→眠る直前ではなく、夕方の運動は睡眠に効果的。
・激しい音楽や大音量の音楽を避ける
→聞くならテンポがゆったりしたものやヒーリングミュージックがおすすめ
・睡眠前には照明を薄暗くする
・眠る前にテレビやパソコン、携帯電話を長時間見ない。
→目に入る光の量を減らしましょう。

・ぬるめのお風呂に浸かる
→あがったら髪をきちんと乾かして。足湯などでもいいでしょう。
・布団をあらかじめ暖めておく
→湯たんぽ、電気毛布、布団乾燥機などを使って。
布団乾燥機は熱くなりすぎないように注意。眠りにつくときに手足が冷たいと感じない程度に暖めればOK。熱くて途中で起きる原因にもなるので、電気毛布は布団に入ったら切ってしまいましょう。

しかし、これらをしても『すぐに布団が冷たくなるから眠れない』、『寒さで途中で起きてしまう』『布団のかけすぎで体が痛い』・・・という場合は、寝具を見直す必要があります。
2.敷き布団、敷きパッドで底冷えを防ぐ
寒いときは掛け布団をたくさん重ねようと思う方も多いと思いますが、実は布団の下からの底冷え対策をきっちりしたほうが布団をもう1枚足すよりも暖かく感じる場合があります。
底冷えを感じないようにベッドを利用したり、自分の体温を保つ機能の敷き布団や敷きパッドを利用するなど、敷き布団や敷きパッドにもこだわりましょう。

3.掛け布団は軽さと暖かさの両方を追求
寒いからと何枚も重ねがちな掛け布団。結果として重くなり、腰痛・肩こりの原因になる方も少なくありません。朝起きて体が痛いと思う方は、重すぎず、少ない枚数でも保温性がある掛け布団を選びましょう。
また、羽毛布団を使用する場合、羽毛布団の上に毛布をかけることがポイント。羽毛は表面積が多いため、その隙間にたくさんの空気を溜め込むことができます。羽毛布団の上から毛布をかけることによって、その溜め込んだ暖かい空気を逃がさないことができます。羽毛布団以外にも、たくさんの空気を含む布団は同じ使い方をするといいでしょう。

さいごに...
いかがでしたか?
寒い冬、ぬくぬく暖かいお布団にくるまって幸せな時間を過ごせるように、皆さんも寝る前の行動や布団を見直してみてくださいね。