プチDIYで本来のワークスペースを取り戻す


<T様のプロフィール>
- 住居形態:
- 一軒家
- 家族構成:
- 3人家族(お父様・息子さん夫婦)
- 困っている場所:
- リビング(ダイニングテーブル周り)
雑然としたワークスペースを改善して、スペースをもっと有効活用したい!とご希望のT様のお宅に訪問!雑然としたお部屋は、日々の暮らしにストレスを与えてしまいます。果たして、ごちゃつきを解消して、スッキリ快適なスペースに生まれ変わるのでしょうか?
T様のお悩み
使っていないPCやPCデスク周りに、モノが乱れてしまっています。この状態を見る度に、イライラして片づけのモチベーションも下がり、隣のダイニングテーブルまで乱れています。ごちゃつかない仕組みにして、お客様をいつでも呼べるリビングダイニングに改善したいです。
まずは問題点からみていきましょう!

収納達人の分析問題点
- ・モノの定位置が決まっていないので、雑然としてしまう。
- ・本来くつろぐスペースのリビングが、乱れてしまい、イライラの原因になっている。
- ・使用していないPCとPCデスクにより、荷物置き場になってしまい、スペースを有効に使えていない。
- ・1カ所が乱れてしまうと、別の場所も雑然としやすくなる。

問題を踏まえてワークスペースのごちゃつきを解消して、スペースを有効活用できるプランを考えていきます!
対策
- インナーボックスやカゴを有効活用して、モノの定位置を作る。
- 使用していないPCとPCデスクを撤去し、ワークスペースと、ダイニングテーブルの役割をきちんと分け、本来の機能を復活させる。
- DIYして収納・ワークスペースの機能をもたせた収納にする。
今回使うアイテムは・・・

自分好みにDIYして、使い勝手良くアレンジできる!
カラーボックス 2段

ごちゃつきやすいモノは、引き出しに定位置収納。
カラーボックス用 引出し 縦置き用

レシピ本やかさばる小物もスッキリ収納できる!
インナーボックス
対策に基づいてどんなものを作るかシュミレーションします!

@場所の寸法を測る。
収納したい場所の幅・奥行・高さを測ります。
ポイント
- PCデスク周辺以外にも、モノが散らかっているキッチン・ダイニングスペースの寸法を測る。

Bカラーボックス・インナーボックスのパーツの確認をする。
ポイント
- 床にキズがつかないように、シートや梱包されていたダンボールを下敷きにしましょう。

Cカラーボックスの棚板と側面板を垂直にして組み立てる。
ポイント
- 棚板と側面板を垂直に合わせて、すべてのネジを仮留めし、片寄りを直してからしっかりと締めていくとバランス良く留まります。

D背板をはめ込む。
ポイント
- 棚板のネジ留めが終わったら、背板を溝にはめ込み安定させネジ留めをします。

E側面板もネジ留めする。

Fカラーボックス引き出し用のパーツの確認をする。
ポイント
- レールは引き出しを取り付けるための土台になるので、ずれないよう固めにネジをしめましょう。

G引き出しレールを取り付ける。
ポイント
- 引き出しのレールとなるパーツをボックス内に取り付けます。
\カラーボックスの引き出し収納の完成/


- カラーボックス2つを向かい合わせにします。

- カラーボックス上に耐久性のあるモノ(発砲スチロールレンガ)を置いて、好みの高さに調節します。(※発送スチロールレンガの商品の取り扱いはございません。)

- 天板をのせればデスクの完成。
プチDIYで本来のワークスペースを取り戻す


ノンストレスなスペースに変身!
使いたいモノがすぐに見つかる
実際に収納してみると・・・

\定位置収納が実現!散らからない収納に/

@デスク周りの小物がスッキリ収まる

棚をスノコでDIYし、インナーボックス浅型が引き出しの役割に。上段には、ダインニングテーブルに置いていた文具類などを収納。下段には、外出時に持ち歩くバッグの中身を収納。帰宅後の片づけ習慣もこれでバッチリ!
Aデスク周りの小物がスッキリ収まる

ビフォーアフター
収納達人が教える!解決テクニック

PCやPCデスクのごちゃつきが原因で、その周辺も本来の機能を失っている状態でした。そこで、使っていないPCとPCデスクを撤去して、スペースを有効活用することで、PCデスク周辺が散らからず、スッキリしました。
お片づけがニガテだったT様も、モノの定位置を決めたことで、ストレスから開放できたようです!モノを手放すことは勇気がいりますが、T様にとってはモノを手放したことよりも、毎日のストレスから解放された方が良かったとのことです。
お部屋がスッキリすると、気持ちもスッキリして効果が大きかったようです。
使い勝手の良い収納には、簡単DIYが効果的です。
お客様の感想
使用していないPCデスクと古いPCがダイニングテーブルの脇にあったので、ついついその場所にモノを置いてしまっていました。さらにダイニングテーブルまでモノが侵略し、テーブルの半分くらいしか使えていませんでした。バッグや本などのモノがテーブルを占領していたので、電話・書き物・食事がしにくく苦痛でした。
カラーボックスの引き出しにより、モノを細かく分類できたおかげで、テーブルに置いてあったモノをスッキリ収納することが出来ました。
見た目も可愛らしく機能的で、作業しやすいスペースを作って頂き感謝しております。
モノの定位置が決まったことで、探しやすくなり頭の中までスッキリした感じがします。
編集部より
使っていない家具や家電をそのまま放置することに慣れてしまうと、お部屋の本来の目的も曖昧になってしまいます。わかっていながら後回しにしているコーナーがあったら、快適生活の実現のために整理収納の実践をしてみることをおすすめします。
使用アイテム
アドバイザープロフィール

菅原 まき子
整理収納アドバイザー。ルームスタイリスト・プロ。仙台暮らしのスタリスト Maki Style 主宰。
「eco styleな暮らしは整理収納から」をテーマに、仙台市を中心に、社会学級や市民大学講座など、生涯学習の場で講座開催。お片づけや模様替えに関するセミナーや、ご自宅に伺って、ゆるりとふわりと楽しみながら、自分スタイルの暮らしのカタチを見つめるお手伝いをしています。地元FMラジオや関西テレビ「よ〜いドン!サンデー」のコーナーに出演など。
ウェブサイト
- Blog:仙台暮らしのスタイリスト
- HP:仙台暮らしのスタリスト Maki Style
菅原まき子