寝苦しい夏
日本の夏は、本当に「寝苦しい夜」が多くなりました。
夕方から朝にかけての気温が「25℃以上」を熱帯夜と呼ぶそうですが1970年ごろには年間15日前後だったこの熱帯夜、近年では30日以上続いて観測されるのも普通になってきました。
感覚的に暑いのではなく、データ上からも確かに寝苦しい夜になっているのです。
エアコンでお部屋は涼しくなりますが一晩中つけっぱなし、というのは体に良くない感じもしますし、節電の意識も高まっています。
夏を乗り切る快眠方法、寝室に応用できる工夫はないかを探っていきましょう。
熱を遮断する
そもそも、日没後の夜であっても暑さを感じるのは日中の太陽を浴び高温になった空気がそのままお部屋に残っているからです。
まずは昼間のうちから寝室の気温があがりすぎないような工夫をしておくのも一つの方法。
窓に遮熱フィルムを貼る、今流行りの(キュウリやゴーヤなど)緑のカーテンを育てる。
すだれやオーニングをつければ涼がとれ風情も出ます。
ベランダや地面からの照り返しを防ぐためには、
ウッドデッキを敷いたり芝生にするのも良いです。
手軽なところでは、昔ながらの打ち水も効果があります。
少しづつですが、これらを複合的に取り入れていくと、ちりも積もって(?)お部屋のクールダウンが可能となります。
エアコンはタイマーを活用して
眠りにつく前だけは少しエアコンの力を借りましょう。
設定温度を低めの26℃にし、一瞬だけ寝室をぐぐぐっと冷やしておきます。
すぐに通常の28℃に戻し、眠りに落ちる頃には電源がきれるようタイマーをセットすればOKです。
照明器具から発せられる熱も、夏は直接体で感じる不快感にもつながりますので可能であればLEDや蛍光灯に付け替えるのをオススメします。
寝具も工夫して涼しく
お部屋を冷やすことが出来たら、あとは自分の体そのもののクールダウン・・・。
冷却ジェルを首に巻いたり、アイスノンを枕にするのも効果的ですし、サラっとした感覚の通気性のいいガーゼ素材の寝具や寝間着、イグサを使った寝具も、涼しげな感覚を与えてくれます。
心地よい睡眠が得られれば明日への活力へとつながります。
ぐっすり眠れた翌日の朝、シャワーを浴びればすっきり爽快、新たな一日がはじまります♪
夏を涼しく過ごすオススメアイテム
タオルを巻かずにそのまま使える!じんわり冷たく、サラッとした使い心地のアイス枕です。
立体メッシュ構造で、湿気や熱を外に逃がします。ムレにくいので、べたつかずさらっと快適な睡眠へ導きます
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- 資格・肩書き
インテリアコーディネーター/2級建築士/AFT色彩検定 1級 - 主な活動内容
jayblue
インテリアコーディネート/2級建築士事務所代表
個人邸のコーディネートとリフォームのご相談にのっています - オフィシャルサイト:jay blue