UV対策(紫外線対策)アレコレ
夏は外で太陽の日差しを浴びる機会が増えるシーズンですが、皆さんは、紫外線対策どうしていますか?
今回は、毎日の紫外線対策からレジャーや夏の日差しから肌をまもる対策を紹介します。
■ちょっと紫外線(UV)についてお勉強
紫外線には3つの種類が存在します。
肌を赤く炎症させたり、水ぶくれを発症させるのは、UV-B波で、「紫外線」というと主にこの紫外線を差します。
日焼け止め剤では、UV−B波を防ぐ数値を「SPF」で表示します。
UV-A波は肌の奥に浸透し、肌を黒くさせたりシミやシワの原因になると考えられています。
日焼け止め剤では、UV-A波を防ぐ数値を「PA」で表示します。
紫外線は地上に達するまでに、オゾン層以外にも雲や空気中の液体や微粒子によって遮られ、減少していきます。
とは言っても、天気が曇りだからと言って、やはり油断できません。
薄い雲の場合は、80%程度の紫外線が透過してしまいます。
また、空気の澄んでいる場所や標高の高い場所も、紫外線を遮る物質が少ないので紫外線量も増えていきます。
■UV対策(紫外線対策)
それでは具体的な紫外線対策を見ていきましょう。
■対策1:長袖を着る、肌の露出を減らす
肌に直接日光を浴びないことは、効果が高い対策です。
木綿やポリエステルの素材は、紫外線対策として適している素材です。
また、明るい色よりも濃い色の方がより適しています。
■対策2:日焼け止めを塗る
一番手軽で確実な方法が、日焼け止めを塗ることです。
注意したいポイントがいくつかあります。
-
・汗をかいたら塗りなおすこと
- せっかくキチンと日焼け止めを塗っても、汗で落ちたり、手で触ったり、洋服でこすれたりして、日焼け止めが落ちてしまいます。
落ちてしまっては、効果は当然期待できません。こまめに塗り直す様にしましょう。 - ・肌質に合わせて選ぶ
-
日焼け止めには、「紫外線を散乱させる(ノンケミカル)」タイプのものと、「紫外線を吸収する(ケミカル)」タイプのものがあります。
- 一般的には
散乱タイプ…肌への負担が軽い、肌が乾燥する
吸収タイプ…肌への負担がある、SPFが高い
と言われています。
肌の状態や体質、シチュエーションに合わせて使い分けると良いでしょう。
- ・夜はキチンと洗い流すこと
- 日焼け止めの機能が向上し、洗顔料だけでは落ちにくくなっています。
クレンジングを使って、キチンと落としましょう。 - ・肌の露出部分にムラなく塗る
- 紫外線は上からふりそそぐだけではありません。
コンクリートやガラス、芝生など、様々なものから反射している紫外線もあります。
首の後ろやあごの下などもしっかり塗っておきましょう。
■対策3:帽子を被る、日傘を差す
日傘や帽子で日光を遮ることも効果的です。
肌への効果だけでなく、眼への負担も軽減する事ができます。
紫外線のカット率をしっかりチェックして購入しましょう。
■対策4:サングラスをする
紫外線は眼からも吸収されています。
年齢が進んでから白内障になる恐れがあります。
■対策5:UV対策グッズを活用する
- UVスプレー…肌用と衣類用があります。
- 肌用は背中や足など、塗りぬくい部分への使用が簡単にできます。
また、髪や頭皮の紫外線対策としても使用可能。
衣類用は、外出時に着衣にスプレーしたり、カーテンにスプレーすることで紫外線をカットします。 - アームカバー…車の運転中、自転車での外出時に、腕の日焼け防止に。
■日焼けしてしまったら
もし、うっかり日焼けしてしまったら、できるだけ優しく洗顔することと、すばやく冷やすこと、そして水分を補充することが大事です。
日焼けの後は肌が乾燥していますので、フェイスマスクのパックなどもオススメ。