暑かった夏も過ぎて、だんだん涼しくなってくるこれからの季節。夏物から秋物へ、そして冬物へと衣替えが目まぐるしい季節でもありますよね。そこで"秋冬の衣替えテクニック"と題して、衣替えのお役立ち情報をご紹介させていただきます。
衣替え 3つのポイント
1.しっかり汚れを落とす
「虫食い」と「シミ」を防ぐために!
しまう時には見えなかった汚れも、次のシーズンになって洋服を出してみたら、シミになっていた!ということを防ぐため、衣服を収納する前に気をつけたいのが、"衣服の汚れをしっかり落とすこと"です。また、洋服についた汗や食べ物は、虫に食べられてしまう原因になりますので注意が必要です。

2.収納する前にサラッと乾燥させて
カビを防ぐために!
洗濯した衣類は、天日干しでしっかり乾燥させましょう。湿気が残ったまま収納してしまうと、カビが生える原因にもなります。干した後、さらにアイロンをかけると、衣類の湿気も取れて、防虫対策にもなるので一石二鳥です。
クリーニングから帰ってきた衣類の場合、そのまま収納するのではなく、風通しのいい場所で2〜3日乾燥させるのがオススメです。また、クリーニング後にかけられてくるビニール袋は、必ず外してから収納しましょう。クリーニング店のビニールは、汚れを防ぐためのもので、そのまま収納してしまうと、蒸れてカビ発生の原因になることもあります。

3.衣類を守る防虫対策を
必ず防虫剤を入れましょう!
お気に入りの洋服が虫に食べられて、穴が空いてしまうのは悲しいものですよね。
食べこぼし・汗ジミは、衣類を食べる虫の大好物。虫は雑食なので、ウールやカシミヤなどの動物性繊維だけでなく、化学繊維も食べるので注意が必要です。収納する前にキレイに洗って、防虫剤を入れるようにしてください。
洋服をしまう前に、ブラッシングをするのも防虫対策にはおすすめです。外出した時や干している時に、虫は衣類に卵を産みつけます。卵が幼虫になる前に、ブラッシングによって卵を払い落としましょう!
収納する場所は、ある程度の密閉ができるプラスチックケースが最適です。また、防虫剤の成分は空気より重いので、防虫剤は衣類の上に置くようにしましょう!

秋のスッキリ衣替え術
まだ冬物を出すには早いし、本格的に衣替えをするのもめんどうくさい。そんな人には、秋物だけのカンタンな衣替えがオススメです!
[1]秋物と夏物を入れ替えよう!
薄着になりがちな夏のファッションに比べて、秋は重ね着をしたり、小物でアクセントをつけたりと、コーディネートが楽しい季節です。
夏物は秋になってもインナーとして活躍してくれるので、秋物と春夏にしか着ない衣類を入れ替えるだけで充分です。
効率よく秋物だけを出すためにも、秋物と冬物を別々にして収納しておくのがポイントです。

[2]出し入れしやすい、衣類の収納法
ふつうに衣類をたたんで引き出しに収納すると、上の方の衣類は見えますが、下の方にしまってある衣類は探しにくくなります。かといって、すべてをハンガーにかけるのもスペース的にムズカシイもの。
そこでオススメしたいのが、「衣類をたてに収納する方法」です。平らにたたむと、倒れてきてしまいますので、丸めて収納しましょう。仕切り用のボックスなどを使うと便利です。

[3]冬物衣類のスペースも考えて
秋が終わると、冬がやってきます。寒くなると、ボリュームのあるセーターやコートなどの衣類を出さなければなりません。冬になってから焦るのではなく、時間のあるうちに冬物衣類用のスペースを作るようにしましょう。
「冬用の布団を出せばスペースが空くから、ここに棚を作ろうかな。」とか、「いらないものを今のうちに整理しておこう。」など、時間のある時に計画をたてておくとスムーズにいくものです。また、夏に活躍してくれた扇風機、夏物寝具などの収納場所を作ることも大切になってきます。

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冬のシッカリ衣替え術
[1]冬物の衣類を取り出しましょう
オールシーズンの衣類と秋物の衣類に加えて、冬物の衣類を追加します。冬はボリュームの小さい春夏物の衣類以外は、全部出しておくことになるので、整理するのも大変ですよね。
冬物衣類を取り出したり、新しく買うときには、どんな服をどのくらい持っているのか把握しておくことが大切です。

[2]収納場所を作りましょう
春・夏・秋と比べて、冬に活躍する洋服はかなりの量になります。
今までの収納場所では足りなくなりますので、押入れやクローゼットの中などに収納場所を作るため、他のものを移動させることがポイントです。
本や雑誌や趣味の道具を押入れに入れている場合は、リビングやその他の部屋へ。
ストーブなどの暖房器具や冬物寝具など、冬に使うものも外に出します。逆に、冬用に使うものの収納場所をしっかり作っておくことで、冬物の収納もスムーズになります。コートなどを掛けておくためのスタイルハンガーを置けば、お出掛けする時もスムーズに身支度できます。

[3]衣類と小物の手入れを
1年近く収納していた衣類は、防虫剤のニオイが付いていたり、湿気がこもっていたりします。モヘアやファーも、毛が寝てしまっているものですよね。
取り出したら、風を通したり、日陰干しにしたり、衣類や小物の手入れをしてすぐに着られる状態にしましょう。
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スタイルハンガー2WAYタイプ プレミアム ボード1枚+ラック付き
シワなく衣類を収納するのに適したデザインパイプハンガーです。衣類をかけるだけでなく、置くスペースも充実しています。
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押し入れ強力伸縮ハンガー
上下突っ張り式だから押入れの横幅に関係なくハンガーを設置できます。
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押入れスライドハンガー
ハンガー部が手前にスライドするので、取り出しやすく、押入れをクローゼットのように使用できます。