第15回 お風呂場掃除のラク家事テクニック

落としにくい水アカ、うろこ状の水滴の跡、そしてカビ・・・皆さんがお困りの汚れを、簡単に落とせるテクニックを場所別に紹介します。

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目次

場所別のお掃除テクニック

お風呂場の汚れやすい場所は、鏡や壁、浴槽や床など。それぞれの場所によって、汚れの種類や落とし方も違います。前回、ご紹介した「パック洗い」と「つけ置き洗い」が基本になります。そのほかに、メラミンスポンジや、ブラシなどの道具が活躍します。

汚れは、濡れたり乾いたりする場所に、こびりつきやすくなります。乾燥すると、おちにくくなり、さらにその部分に、汚れが積み重なるように付着していきます。それを緩めるのに、パック法が有効です。乾燥して、こびりつく前に落としておくことがポイントです。

一方、排水口などは、ヌルヌルがたまっていますが、常に濡れているため、よごれが乾燥することがありません。そのため、こすれば比較的、簡単に落とすことができます。

場所別テク

〇鏡
鏡についた白い鱗状の汚れは、水滴が乾燥して ついたものです。メラミンスポンジを使ってこすります。

あるいは、酢水を吹きかけ、ラップをするパック法でもOK

〇浴槽
浴槽の汚れは2タイプ。一つは水位のあたりにつくこびりつき。これは、乾燥することで、落ちにくくなります。その場合は、パック法が有効です。

前回ご紹介したように、洗剤をふきつけて、ビニール袋を使って パックをすると、簡単に広範囲にパックができます。 チェーンなど細かい部分は、ラップを使うと密着します。

もう一つは、浴槽の底にたまったヌメリ。こちらは、水分を含んでいるので、 スポンジでこすればすぐに落とすことができます。

〇床
滑り止め効果のため、凹凸面があります。凹凸面をスポンジでこすっただけですと、 凸面しか汚れを落とすことができません。ブラシを使うと、凹面にも、ブラシが届くので、 汚れを落とすことができます。落としにくい場合は、ビニール袋で予め ラップをしてからブラシを使うと効果的です。

収納のコツ

シャンプーやリンスなどのボトル類は床置きをすると、ボトルの底にヌメリがつきやすくなります。

床から離して風通しをよくすることがコツ。 脚付のスタンドラックに入れて床に触れないようにしましょう。 ボトル量が少ない場合などは、持ち手付タイプにすれば、掃除の時も移動がラクです。

シャワーヘッドに掛けるタイプの収納グッズなどもあります。

換気をよくして予防

湿気がこもりやすい浴室は、カビが発生しやすくなります。入浴後は、換気をしっかりしましょう。

窓がある場合は、窓をあけ、換気扇を回します。窓がない場合は、ドアを少し開けるか、換気扇を回します。換気は、空気を取り込んで排出するという流れをつくることがポイントです。

今回のポイント!

水周りのラクラク掃除は、場所別に適した方法と道具を使おう!

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