第14回 水回りの汚れの仕組みを知ってラク家事に

いつの間にかこびりついた浴室の汚れ。これらの汚れの正体が分かれば、掃除もラク家事につながります。汚れの仕組みを知りましょう。

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目次

水周りの汚れはどうしてたまるの?

気がつくと、うっすらたまっているお風呂の汚れ。この汚れはいったいなんでしょう。これらの汚れは、大きくわけて水アカ汚れと、カビに分けられます。

〇水アカ汚れの発生の仕組み

〇カビの発生の仕組み

以上のことがわかると、汚れをためないためには、汚れの元を絶てばよいことがわかります。汚れをためないためのポイントや、汚れがたまってしまった時のラクラク掃除テクの基本をご紹介します。

汚れをためないためには

石鹸や皮脂を残さない。カビの生えないような環境にすることが大切です。

〇すぐに水で流す
石鹸カスや皮脂が汚れの元になっています。そのもとがなければ、汚れになりません。そこで、お風呂から上がる時に、シャワーで流しておくと有効です。汚れがついた直後なら、こすらなくてもシャワーの水流で落とすことができます。汚れの元が付着した直後は水分を含んでいますが、一度乾くと、こびりついて落ちにくくなってしまいます。あがる時に、流しておくことがポイントです。

〇温度を下げる
汚れを流す時は、最初、お湯の方が落ちやすいのですが、そのままですと、浴室の温度が、カビの発生に適した温度になってしまいます。そこで、温度を下げるために、水で洗い流しておきましょう。さらに、換気扇や窓を開けて通気をよくします。

パック洗い

こびりついてしまった汚れはゴシゴシこするだけでは、なかなかとれません。パック洗いが有効です。

ラップを使ったパック法は、おなじみですが、いちいちカットして貼り付けるのは面倒です。そこで、大きめのビニール袋利用し、お風呂の椅子や洗面器を中に入れて、洗剤をふきつけ、ビニールをはりつければ簡単パックができます。

浴槽の縁なども、ビニール袋を広げてるようにカットして、パックすればお手軽です。

つけ置き洗い

排水口のトラップなどぬるぬるしたものは、汚れはひどくても、常に濡れいるため、よごれはこびりついておらず、比較的簡単に落とすことができます。しかし、あのヌルヌルを触るのは、躊躇してしまいます。そこで、つけおき洗いをします。

適当なつけおき用の容器を用意して、洗剤液につけおけばOK。適した容器が無い場合は、ジッパー付の袋を使うこともできます。

今回のポイント!

水周りのラクラク掃除は、汚れの仕組みを知って、汚れの元をためないこと。

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