ラク家事って?
文字通り家事をラクにするための工夫のことです。では家事をラクにするためにはどうしたらよいでしょうか?
〇時間を短縮する=時短
〇労力を少なくする=動きを少なくする
以上のことを意識すると、家事はグ〜ンとラクになります。
ラク家事は、時間のゆとりをもたらし、気持ちをラクにしてくれます。最初は、「できそう!」と思ったことを1つだけ試して下さい。すぐに効果を感じることができなくても、続けていれば、ある日、突然、便利さを感じる瞬間が訪れます。
それは、一つの工夫が必ず何かとつながっているからです。モノを取り出しやすくすると、すぐに家事にとりかかれます。探す時間も短縮できます。動き回わる必要がないので、労力も少なくてすみます。一つの改善にはその後の大きな「ラク」が潜んでいるのです。
「大変」と思ったら、家事は苦痛です。そこに「ラク」と「楽」を見つけましょう。まずは、できそうなことに挑戦!
この時、目にみえない糸が伸びていています。ラク家事テクを一つ増やすごとに、その糸がつながりだします。そうなると、家事がどんどん効率的になって、楽しくなってきます。そんな楽しみをいっしょに探していきましょう。
では最初にラク家事のポイントについてご紹介致します。
ばっかり家事
ラク家事のコツは時間短縮すること。時短家事には、同じ動作ばかりを繰り返すというポイントがあります。これを「ばっかり家事」と名付けました。一連の家事のプロセスを、分解してみると、家事は単純な作業の組み合わせで成り立っていることがわかります。この単純作業をひとまとめにしてブロックにしてから、次のステップに進むのです。
たとえば・・・・ 洗濯物をたたむ時は、あれこれ手をつけずに、タオルだけを選んで同じ動作ばかりを繰り返す「ばっかりたたみ」にします。動作が単純になるので効率もアップします。
一括家事
文字通り、家事をまとめて一括して行うことです。本来、その都度、行ったり、何度かに分けて行う家事をまとめて行います。まとめれば、毎回、必要な「固定タイム」を省くことができます。時間短縮しラク家事につながります。
たとえば・・・・
乾物を利用した煮物などは、一袋分「一気戻し」し、調理も「一気調理」してしまいます。その都度行うと、毎回、乾物を戻す時間がかかり、野菜を切って炒めるという時間も加わります。一気に調理してしまえば、それらの時間を省くことができてしまいます。できたものは小分けにして冷凍保存します。
パターン家事
家事をパターン化して日常の習慣の中に組み込んでしまう家事です。 「〇〇するときは、〇〇する」というように組み合わせのパターンを作って、日常の動作とセットにしてしまいます。
たとえば・・・・
「朝、顔を洗ったら、洗面ボウルをひとこすり」などはパターン家事の代表例です。「顔を洗う」という日常の習慣と「洗面所を洗う」という家事をセットにし、さらに「鏡をひとふき」と加えると、パターンが広がります。
ラク家事を上手に取り入れる方法
家事の方法は、いろいろです。メリット、デメリットもあれば、好き嫌いもあります。ご紹介する方法の良さと欠点を理解し、自分の生活スタイルにあったものだけを選んで下さい。
たとえば・・・・
ハンガーに干したTシャツをそのままクローゼットにしまうアイデアも、型が崩れるからいやという方もいらっしゃいます。一気に調理して冷凍するのも、電子レンジは電磁波がでるから避けたいという方もいらっしゃいます。
何にポイントを置くかで家事の方法も変わります。
ご紹介するコツをヒントに、自分の生活にあった方法にアレンジして、自分で見つけるというのが、家事の大きな楽しみではないでしょうか。デメリットだってプラスに変えることができたらHAPPY。そこに家族の笑顔が加わればもっと楽しくなるはずです。
今回のポイント!
「ばっかり家事」「一括家事」「パターン家事」ちょっと工夫するだけで、時間と心のゆとりが生まれるラク家事に大変身!?