
今回は避難のための防災グッズについてお話しします。今回の記事が皆さんの準備の参考になれば幸いです。
目次
「避難セット」をいつでも持ち出せるようにしておく

なぜなら、災害時には速やかな避難が必要な上、非常事態に混乱し咄嗟に必要な物をまとめるのは難しいからです。すぐに取り出せ、持ち運びできる重さ・サイズにまとめましょう。

- 齋藤さん推奨の避難セットはこちら

飲料水・非常食は必須!

飲料水は大人1人あたり1日3Lを目安に準備しましょう。非常食は、火を使わず調理でき日持ちする缶詰・レトルト食品や、水で戻せるアルファ米が重宝します。
また、水・米以外にもきちんと栄養をとれるよう栄養補給食品を準備。スナックタイプ・野菜ジュース・梅干しなどがおすすめです。菓子類は糖分が摂れるだけでなく精神的な安定効果を期待できるため、あるとよいでしょう。
- 齋藤さんオススメの商品
生活用品はこれを準備

避難所ではなかなかゆっくり休むことができず、少しでもゆっくり休むために寝袋や毛布は必須。冬の災害に備える意味でも準備しておくべきです。また、ドライシャンプーやボディタオルといった衛生用品も必須アイテム。避難所での感染症などの危険を防ぐためです。

トイレ用品も備蓄しておきましょう。「水道が止まって使えない」物理的な理由に加え、非常時の緊張感からトイレの回数が増える意味でも必要です。そんな時いつも近くにトイレがあるとは限りません。
携帯トイレは1人1日7回分で計算。ゴミが少ないタイプを選ぶと便利です。トイレットペーパーは排泄以外にも多くの使い道があります。
- 齋藤さんオススメの商品

また、非常時に情報を得るためラジオは1台用意しておくことです。LEDライト付属タイプが明るくおすすめです。サイレン付のものもよいでしょう。
多目的ナイフは避難時にも、避難後にも役立ちます。懐中電灯は停電が多いため必須。避難所を照らす用+トイレや夜に歩く際に使用する用の2つあれば安心です。電池はラジオ・懐中電灯用に。
避難生活が3日続くことも可能性として考えておくことです。
- 齋藤さんオススメの商品

ビニール袋はゴミ袋、雨除けなど様々に活用できます。コンパクトに畳んで避難セットの中に。身体を拭いたり、けがの応急処置等用に雑巾・タオルもあるとよいでしょう。
ろうそくやライターは屋外での暖取りに使えます。灯りとしての役割なら、懐中電灯の方が火事の心配がありません。
その他、あると便利なもの

衣類や下着は3日分は用意しておけるとよいです。
冬場に暖を取るにはカイロがあると便利。ビニールシートは床に敷くだけでなく避難所での壁の役割も果たす他、雨具としても活用できる便利グッズです。
また、ハザードマップはお持ちですか?自治体ごとにハザードマップが発行されています。これを活用して避難経路・避難所を把握しておくことです。
まとめて用意するなら「避難セット」の購入を

これから避難グッズを用意する方は、必要な準備物がまとまっている避難セットを購入するとよいでしょう。持ち運びがしやすいよう工夫されています。
私が推奨する避難リュックセットは、今回紹介した防災グッズの他にも耳栓やアイマスク、歯ブラシといったエチケットグッズ、車中泊にも使えるエアベッドなど36点がコンパクトにまとまっています。避難グッズをまとめて用意する方に、強くおすすめする商品です。
- 齋藤さん推奨の避難セットはこちら
最後に…齋藤さんからメッセージ

ただ揃えればいいというものではありません。咄嗟の時にすぐ持ち出しができるよう、避難専用のセットを作り備蓄しておくことをおすすめします。
それに加えて、事前に家族で防災会議を行いどのように避難するか話し合っておくこと、日頃から地域の防災訓練に参加し、周りの危険箇所や避難経路を把握することが大切です。
何はなくとも、命が一番です。金銭や貴重品、避難道具はもちろん大切ですが、まずは自分の命は自分で守れるようにしましょう。今回の記事を参考に、準備を万全に整えてください。