9月1日は「防災の日」です。皆さんのお宅では防災対策は万全ですか?
未発見の活断層や周期的にやってくる大地震など、いつ地震が起こるか分かりません。家族・自分の安全のために、自分たちで出来る対策をとっておきましょう。
用意しておくべき防災グッズ
非常用の持ち出しリュックは、いざという時に速やかに行動するために、すぐに手が届く場所に置いておきましょう。家が倒壊してしまい、持ち出せなかった場合を想定し、ホームロッカーなど屋外に用意しておくのもいいでしょう。いざという時に速やかに避難できるようにリュックの重さは、男性なら15kg以内、女性なら10kg以内を目安に用意しておくといいですよ。
避難するときに用意しておきたいもの

- 水…1人2L
- 1日分の食料…火などを使わず簡易的に食べられるもの
- 携帯ラジオ…懐中電灯とセットで、回すと発電できるタイプのものが好ましい
- 充電器…電池がなくても発電し充電できるものが好ましい
- 毛布…折りたたんでリュックに入るサイズのものが好ましい
- エア枕
- 防災頭巾
- 軍手
- レインコート
- 救急用品・衛生用品
- ボリ袋
- 携帯トイレ
- マスク
- ウォータータンク
- ブルーシート
※1人分の必要なもの
おすすめの防災グッズ
避難生活を送る際に用意しておきたいもの

- 避難リュック
- 水…1人2L×7日分
- 食料…1週間分の食料
- 身分証明書
- 貴重品(現金・通帳・クレジットカード)
- 洋服(下着類・防寒具)
- タオル
- 筆記用具
- 調理器具・食器
※1人分の必要なもの
寝室に用意しておきたいもの

万一、寝ている時に地震が起きた場合を想定して、避難リュック以外にも寝室に準備しておきたいものがいくつかあります。
寝室に用意しておきたいもの
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- スリッパ(または靴)
- 窓ガラスが割れた際、裸足で歩くのは危険です。足を保護して、安全に逃げられるようにしましょう。
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- 懐中電灯
- 夜中に地震が発生し、停電してしまった場合、必要不可欠なアイテムです。
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- 笛(ホイッスル)
- 家具や家屋の倒壊などで閉じ込められてしまった場合に、助けを呼ぶ手段となります。
家具の転倒を防ぐ

家具の配置を見直したら、次は家具の転倒防止の対策をしましょう。
家具と天井を突っ張って固定する転倒防止棒や、金具で壁に直接固定する家具転倒防止L字金具を活用することをオススメします。この他にも、たくさんのタイプがあるので、取り付けられる条件をしっかり確認しながら正しく設置しましょう。
特に食器棚は、地震の揺れにより食器が飛び出して、ガラスや陶器の破片で怪我をする恐れがあるので、扉ひらき防止ストッパーで対策しましょう。
またガラスの飛散対策として、飛散防止フィルムを貼っておくことをオススメします。ガラスが割れた際の破片の飛び散りによるケガを防ぎます。また暗い部屋の中で安全な逃げ道を確保するのに役立ちます。
地震対策におすすめの商品
家具の配置を見直そう
×悪い例
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寝ている所に家具が倒れる危険がある配置 -
倒れた家具が出口をふさいでしまう危険がある配置
地震の揺れがグラッと来た時、初めに危険が及ぶのは家具です。
家具が倒れてきた時の危険は、ひとつだけではありません。
家具が寝ているスペースに倒れてきたら、大怪我を負う危険が伴います。また、逃げ道を塞がれてしまい、閉じ込められる恐れもあります。
家具の配置には十分注意をしましょう。
○良い例

寝室には、なるべく家具を置かないことが好ましいですが、もし配置する場合は、背が低めの家具を配置するようにしましょう。その際、家具が倒れて出入り口が塞がれてしまわないように、配置場所の注意が必要です。
また、ライトはベッドの真上よりも、寝室の脇などに配置するようにしましょう。
いかがでしたか?
震災直後は防災意識が高まっていましたが、時間の経過とともに、防災意識が薄れてきているようです。今、改めて防災対策の見直しを行い、より確かな安全を確保しておきましょう。