今が旬!春野菜たっぷりの冷汁・ホッキ飯・いちご大福で日本の春を満喫♪

Aホッキ飯
Bいちご大福
今回は春野菜の冷汁風とホッキ飯、いちご大福の3品です。
ほろにがさと香り、シャキシャキした食感が身上の春野菜。無加水鍋を使って少量の水で余熱調理することで、栄養を逃がさず食感を生かして調理できます。
冬〜春が旬のホッキ貝は、旨み炊飯鍋で簡単に香ばしく炊き上げます。
いちご大福はセラミックカラーパンならお餅がこびりつかず後片付けも楽チンです!
■春野菜の冷汁風


材料 4人分
材料 4人分
- 油揚げ・・・1枚
- たけのこ(水煮)・・・100g
- 小松菜・・・1/2束
- 菜の花・・・1/2束
- ウド・・・60g
- 茹でわらび・・・10本
- うるい・・・5本
- せり・・・1/2束
- 三つ葉・・・1/2束
- 人参・・・20g
- こんにゃく・・・60g
- 干しシイタケ・・・3枚(水でもどす)
- 干し貝柱・・・6個(水で戻す)
- めんつゆ・・・大さじ1
-
- ◆調味料◆
-
- 干し貝柱・シイタケ戻し汁・・・400ml
- しょうゆ・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ1
- 塩・・・一つまみ
- 砂糖・・・小さじ1
- 鰹だしの素・・・適量
・作り方
-
@
油揚げは3p長さの5mm幅に切る。
-
A-1
たけのこは拍子切り、干しシイタケは薄くスライス、
-
A-2
人参は千切り、こんにゃくは太目の千切りにして、Aの材料と合わせて下茹でし、灰汁を取る。
-
B-1
ウドは4p長さの千切りにして、水にさらす。
-
B-2
小松菜、菜の花、わらび、うるい、せり、三つ葉は3p程度の長さに切る。
-
B-3
小松菜、菜の花、わらび、うるい、せり、三つ葉は3p程度の長さに切る。
-
★ひとことポイント
菜の花は、根元を水に付けて保存すると鮮度が保てます。
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C
ステンレス無加水パンに干し貝柱とシイタケの戻し汁と調味料を加える。
-
★ひとことポイント
干し貝柱は8時間以上水で戻してください。(無ければシイタケの戻し汁だけでOKです。)
-
D
油揚げとシイタケとたけのこ、ほぐした貝柱、わらびを加えて沸騰してから5分ほど煮て冷ましておく。
-
E
無加水鍋に小松菜、菜の花、うるいの茎、水200ml程度(分量外)を加えて、蓋を×にして沸騰して2〜3分煮る。
※ここで煮すぎると食感が損なわれるので、「しんなり」位を目安にする。 -
★ひとことポイント
下の煮えた野菜と上のシャキシャキ、2種類の食感が楽しめます。
-
F
Eをざるにあけ水を切って、めんつゆであえる。
-
G
Fを器に盛り、Dをかける
無加水鍋だとたくさんお湯を沸かさなくて良いので、時短・省エネ・さらに野菜のビタミンも逃がしにくいと一石三鳥♪野菜は時間差で加熱することで、シャキシャキとした食感を残すことができます。
今回は春の野菜をたくさん使いましたが、冷蔵庫の残り野菜でも十分おいしくできますよ〜。
■ホッキ飯


材料 4人分
材料 4人分
- ホッキ貝・・・4個
- 米・・・2合
-
- ◆A◆
-
- 水・・・300〜320ml
- しょうゆ・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
- 酒・・・大さじ3
- だし昆布・・・5cm
- 飾り用の三つ葉・・・適量
・作り方
-
@-1
ホッキ貝はむき身にして、真水で洗って口を取り、ヒモを身から取り外して
-
@-2
水管をはずし、薄い膜を取る。
(写真の水管は食べられません) -
@-3
食べられる部位を並べたところ。左から足肉(中のウロはこの後取り除く)、小柱、ヒモ、耳など。
-
A
足肉を厚み方向に半分に切って内臓を取り、水で洗い食べやすい大きさに切っておく。
その他の部位も、ご飯に混ぜ込んで食べやすいように小さめに切っておく。 -
B-1
旨み炊飯鍋にAを加え沸騰したらAのホッキ貝を入れて、
-
B-2
ピンク色になったらざるにあけて、具と汁に分ける。
-
C-1
具は飾り用とご飯にまぜる用に分けておく。
-
C-2
旨み炊飯鍋にお米を入れ、Bの汁を加える。(水量が足りない場合は水を加える)
だし昆布を載せ、炊飯モードにして加熱する。 -
D
炊きあがったら、Bのホッキ貝をご飯に混ぜ、飾り用のホッキ貝と三つ葉をのせる。
ホッキ貝は12月〜4月ごろが一番おいしいといわれています。
旨み炊飯鍋なら、ホッキ貝を煮たお鍋でそのままご飯が炊けるので、洗い物が少なく楽チン&お水の節約にもなりますね。
■いちご大福


材料 4人分
材料 4人分
- 切り餅・・・4ケ
- イチゴ・・・4粒
- こし餡・・・120g
- 水・・・1/2カップ
- イチゴピューレ・・・適量
- 飾り用のチャービル・・・適量
・作り方
-
@
セラミックパンに水1/2カップを沸騰させ、餅を並べて蓋をして弱めの中火で2〜3分加熱する。
-
A-1
イチゴは軽く洗いヘタをとって縦半分に切っておく。
-
A-2
餡は4等分にしておく。
-
B
餡を平らにして、イチゴを包む。
-
C
@の餅を直径10p程度にのばし、Bを包む。
-
D
お皿にイチゴピューレをしき、Cをのせてチャービルを飾る。
セラミックパンは餅がこびりつきにくく、ガラス蓋なので餅の柔らかくなっていく様子が見えて便利です。
時間がたつと餅が固くなるので、作り立てをいただいてくださいね。
食卓が変わる!ワンポイントレッスン
箸置きは造花の桜をくるりと巻いて手作りしたもの。春の気分が一気に高まって、お客様にも喜んでいただけそうですよね。
いちご大福は柔らかいので、直接お皿に置くとお餅がくっついてしまいます。いちごピューレをお皿に敷くのもいいですが、笹の葉を敷いていちごピューレを上からかけるのも、より和の雰囲気が出て良いですよ♪

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早坂 具美子先生のプロフィール

早坂 具美子(はやさか くみこ)
家族が喜んでくれるような食卓づくり〜「楽しく簡単に」をコンセプトにキッチンスタジオ『具楽』を主宰。
日本フードコーディネーター協会(JFCA)認定。フードアナリスト資格取得。
雑誌・書籍への料理掲載、テレビ、ラジオへの出演多数。
その他、レストランプロデュース、商品・メニュー開発、各種料理教室・仙台市生涯学習の講師等、多方面で講師、講演なども行っている。
また宮城県農産加工アドバイザー、宮城県グリーンツーリズムアドバイザー等も務める。