調理を効率的に
調理を効率的に行うには、いくつかのポイントがあります。
@一括調理
A切り方の工夫
B道具の活用
C計量や調味料の工夫
今回は切り方を工夫することで、効率アップする方法をご紹介します。
野菜を切る手順を変えたり、まな板などが汚れにくいように工夫をしたり、切る方向を変えたりすると、時間短縮になったり、汚れ物洗いをラクにすることができます。
野菜の切り方
野菜の切り方は、こう切るものという習慣がありますが、まとめて同じ動作をくり返す「ばっかり切り」や、切る順番、切り始めの位置を変えてみると、作業がラクになるものがあります。
○ピーマン
野菜の切り方 ○たまねぎ
○トマト
まな板を汚さない切り方
肉類や魚など、まな板に直接乗せて切ると、油汚れやニオイがついてしまいます。パッケージを利用したりして、なるべく汚さないように切ることがポイントです。
○ベーコン
ベーコンは長くてくっついているので、1枚だけ取り出すというのは煩わしいもの。 また、1枚で使うこともあまりなので、あらかじめ半分にカットしておくと使いやすい。
○肉(魚)の包装剤の開け方
手順を考える
○皮をむいてから洗う
土のついたじゃがいもなどの野菜は、洗ってから皮をむくことが多いと思います。先に皮を剥いてから洗うと、ほとんどの土の部分は、皮と一緒に生ゴミとして処理できるので、洗う水も少なくてすみ、土も流れにくくなります。
○山形パンは寝かせて
焼きたての山形パンを自宅でカットする場合は、 山側からカットしますが、高さがあるので、 曲がったりしやすいもの。そこで、食パンを寝かせて、底の部分からカットすると安定感もあります。
コラム サイズや繊維も意識しよう
野菜を切る場合には、大きさによって調理時間が変わることは、経験的にわかると思います。小さければ早く加熱でき、大きければ時間がかかります。料理にあわせて、サイズを統一しておくことも、ポイントです。
また「繊維」も調理時間や味付けに影響するので、繊維と同じ方向に、切断するかによって、加熱時間や味の染み込み方に違いがでます。手早く調理したい場合は、繊維を切断するように切ることも考慮するとよいでしょう。
今回のポイント!
長年習慣になった切る作業。当たり前と思っていた切り方を、ちょっと発想を変えてみると思わぬ発見が!思っている以上に、手軽に作業ができます。
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